2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

囲碁 プレーヤーと鑑賞者について あるいは趙治勲への執着

https://gokifu.net/t2.php?s=5411576988404301 囲碁 プレーヤーと鑑賞者について あるいは趙治勲への執着 黒番が趙治勲、白番が苑田勇一、二年ほど前の棋譜です。 黒27が趙治勲流です(たぶん)。少なくとも私には27と伸びる発想はありません。この棋譜を見…

一線と二線を這うのは相手の根拠を奪って攻めるため

https://gokifu.net/t2.php?s=3671576977919517 さて、この黒番は有名なプロ棋士ですが誰でしょうか? 答えは趙治勲さん。 2017年に結城聡九段と打った棋譜です。 趙さんの碁は、子供の碁は半世紀以上変わらずに一線渡りや二線をはうことをいとわずというか…

呉先生は小目に対して強い石だから接近しないほうがいいという考えで大桂馬の位置か二間に高く打つことを推奨していました。 私は当時の碁に強く感化されていますので小目に桂馬カカリはちょっと怖いです。 この碁は昭和34年(1959年)に打たれたので私は1歳…

サンサンが燦然と輝いていた時代

昭和40年代後半から50年代前半にかけて、布石の中で星とサンサンが良く打たれていました。それまで主流であった小目が非常に少なくなった時代です。 サンサンはあまりにも隅に固執しすぎていてバランスがよろしくないとみる向きもおおく、サンサン派と星派に…

囲碁十訣の後編

囲碁上達を願い基本から勉強しなおそうと思って囲碁十訣を読み直しています。 【逢危須棄】 危うきに逢えばすべからく棄つべし 危ないと思ったら捨てちゃえ、ということですか。でもね、それは負けに直結すると思うんです。リードしてたらそういう気持ちにも…

囲碁十訣(前編)

基本に立ち返って囲碁を勉強してみようと思いました。 囲碁中心のYouTube配信を始めたこと、囲碁Vtuberの小澄らんかさんに毎月棋譜添削を受けるようになったこと、Twitterで知り合ったアマ高段のdk0710さんに私が見逃している手筋を教えてもらうように…

「もう一度ネットで会いたい碁敵」

乗換案内で知られるジョルダンが運営している「読書の時間」というサイトに囲碁を主軸においた私小説をいくつか掲載したことがあります。 十年くらい前のことでして、先ほど検索してみましたが「この作品は配信終了です」という表示になっていました。 「も…

師匠を募集中

小澄らんかさんと広島の高段者DK0710さんを師匠にしたいと思っています。 でも、小澄らんかさんは囲碁界の天使という位置づけのVtuberだから弟子入りするのはむつかしいでしょうね。月額1000円の支援をするっていうことで棋譜添削をお願いしようと思います。…

王メイエン九段の二冊の本

Goxiのフレンド Kさんが、メンバー向けの棋書レビューを書いていたのを読みましてこちらにも掲載させていただくことにしました。 本のレビューというのは、そのジャンルのことに詳しいアマチュアが書くものが一番面白くなおかつ、参考にもなると思っています…

炎上するツイッター

ツイッターやYouTubeでの炎上が注目されています。 書き込みに「殺す」と書き込んだのが、脅迫罪あるいは威力業務妨害にあたるとして、刑事事件としての摘発の決め手だったらしいです。 ウエブ問題の専門家 (ふーん、そんな人もいるんだね) は、書き込みに…

イ・セドル九段の引退に思うこと 「AIが登場したことで、どんなに努力してもトップになれないことが分かった。決して敗れない存在がある」と語り、囲碁のAIに勝てないことを引退の理由に挙げました。国際的なタイトルを数多く持つイ九段は、2016年、IT…

劫と長考に関する囲碁雑感(エッセイ)

劫というのはインド哲学用語で、大変に長い時間のことだそうです。 そこに昭和の囲碁史を彩るスターを登場していただきましょう。全部私の空想です。 碁盤の前に座って延々と考えて、飽きないどころか没入してしまい、ご自身がどこで何のために何をしている…

最近棋譜添削をお願いした囲碁Vtuber 小澄らんかさんのアドバイスを素直に受け入れて基本死活の研究を一カ月間やることに決めました。 もう一つのアドバイスは基本手筋です。 これもやりたいのですがいまのところどういう風にやっていけばいいのかを思いつい…

趙治勲さんが作った基本死活事典を研究しようと決めました。 6目型、8目型、一合マス。全部で101パターン。 一日3~4パターンを研究するとちょうど一カ月で一周できます。 このパターン認識が身についたなら実戦において強力な武器となることは間違い…