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最近棋譜添削をお願いした囲碁Vtuber 小澄らんかさんのアドバイスを素直に受け入れて基本死活の研究を一カ月間やることに決めました。
もう一つのアドバイスは基本手筋です。
これもやりたいのですがいまのところどういう風にやっていけばいいのかを思いついていません。
らんかさんが、最近こんなブログをアップしました。
ちょうど、私の棋譜添削をしている頃のブログで、私へのアドバイスをもう少し展開したような内容になっているので、これは私に向けたメッセージに違いない、と「勘違い気味に」受け取って、やる気を出しています。
勘違い気味に、と書きましたが、「小澄らんかさんが私に好意を持っているに違いない」と思い込んで中学二年生っぽい勘違いで暴走すると気持ちの悪いストーカーになるかもしれません。でも、私は自分で言うのもアレですが人生の風雪、荒波、辛酸を熟知した初老のヒトなのでそんなことはありません。
棋譜添削をお願いした高段者がさらに詳しくアドバイスをくれた、実にありがたいことだ、また先生に見ていただこう、というように正しい方向に自分を向かわせるモチベにします。
基本手筋の組み合わせで凄いことができるんだよ、ということをアマ高段の方からツイッターにアドバイスをいただきました。
らんかさんの棋譜添削(前編)を見てくださったのです。
https://gokifu.net/t2.php?s=9461575113522092
こんな素敵な図が私の対局のなかに隠れていたんだと思ったら嬉しくなってしまいました。できたばかりの厚みを利用して白石を全部取ってしまう。それも、結論がわかっていれば私でも読める図です。
こういうことが基本手筋を身につけていれば自然に浮かんでくるんだろうな、と思ったら身につけたくなりました。私が白番だったら、こんなに洗練された手筋でビシッと打ち取られたら勝ち負けのことは別にして、感動にとらわれちゃうと思います。
数学パズルを解くような面白さがあります。
もしわたしの脳がPCだったらぜひ、基本手筋だけでいいからインストールしたいです。私の脳は1957年製なのでそういう便利な機能がありいませんから丁寧にパターンをひとつづつ埋め込むしかありません。
そういう努力って嫌いじゃないというか、好きなんです。
ちょっと話が横道にそれますが、小学校の算数の記憶がよみがえりました。これは小学校2年生か3年生のころのことです。つい先日のことのように思い出したのですがいまから50年以上前のことです。
21×19=399
この計算、みなさんはどうやりますか?
小学校で教わるのは、9×1=9
9×20=180
10×21=210
全部合計して399
でも、実生活で買い物するときにこんな計算はしないですよね。
大体20×20に近いから約400だな、と即算しませんか。
正確にやるんだったら
20×19=380
でも本当は5%アップの21だから計算結果に5%の19を足して399
こういう暗算の手筋を自分で見つけて、面白くなってきたことを思い出しました。
囲碁の手筋は、適用すべき石の配置に対して特定の手筋が自然に浮かんでくるようになればいいんでしょうね。 なにかよさそうな教材を探してみます。
あ、そうだ。
せっかくブログとYouTubeチャンネルをやってるので面白いと私が思った手筋を紹介するっていうのはよさそうです。
うん、筋がよさそう。
初段~二段で伸び悩んでいる私に足りないのが、基本死活と基本手筋。
基本死活はパターンを焼き付けるだけの作業。
基本手筋は、手筋の問題集から「これは紹介したいな」と思う問題を見つけ出すという収集作業。
手筋の問題集は一冊も持っていないので、書店で探してみることにします。