室内転倒の痛みについて

高齢者の自宅での三大死因は、転倒、誤嚥性肺炎、入浴事故といわれています。

先日睡眠剤が効きすぎて体をコントロールできなくなり左肩から左側頭部を打ちました。転倒ごときで即死するほどに危険をむき出しにはしていない室内ですが耳の後ろなどかなり出血しました。

その後、数日たった現在、打撲した左腕の痛みが形容しがたいほどです。もしこの腕を付け根から取り外して洗浄できるならそうしたいという感じです。


高齢者介護をしていたころ、このような訴えを何度となく聞きましたが教科書通り「お医者さんに鎮静剤を打ってもらいましょうね」ということにしていました。


対処療法としては間違っていないが、問題の解決にはなっていないことが今は理解できます。しかしながら解決策は何か、というと普通の考え方(人間は生き続けるべき)に従うと答えが出ません。

 

この痛みに耐えうるだけの人生の楽しみがあるか・・・・・なければなるべく少なくの人に迷惑をかけながら死ぬか。

 

上手な死に方についての情報がとても少ないように思います。

60歳を過ぎて身寄り頼りのない(あるいは希薄な)高齢者は希望に応じて行政が殺処分してくれてもいいのにな、と思います。60年も生きてきたらそれくらいのことを行政にお願いするくらいは贅沢ではないと思います。