育児休暇について考えてみた

男性の育児休暇について考えてみました。

 

私は三十数年前に女の子を授かり、その二年半後に男の子を授かりました。

わずかなこの経験から世間一般に通用する話をできるとは思っていません。

思っていませんが、多少は説得力のある意見を言えるんじゃないかなと思っています。

 

まず、男女には機能の違いがあるっていうこと。

男は出産できません。母乳も出ません。

子供を産み育てるというのは女性にしかできないことです。

男性ができることと言ったら、

外敵から妻子を守ること、

食料その他を確保すること、

家事の手伝いをすることくらいです。

はっきり言って、いなくてもいいようなものです。

赤ちゃんはいつもお母さんを求めていて、お父さんの存在はとても小さいです。

 

お母さんに育児休暇が与えられるのは賛成ですが、お父さんにも与えてそれが本当に家事の手伝いになるならまだいいですが、普通は大して戦力にはならないと思います。

もし、お父さんが家にいるからお母さんが働きに出られるようになるとしても、子供からすると「おかあさん、おかあさん」と泣きたいと思うんです。

 

もちろん、バリバリ働かなければいけない女性が大勢いることは理解しています。

でも、一般的な家庭を想定すると、お父さんがたくさん稼ぎ、お母さんは収入面のサポートをするかどうか、子育てはお母さんの専権事項、という感じではないでしょうか。

 

それなら、男性に育児休暇を与えるよりも、出産祝いとして男性に現金を給料の6か月分または上限300万円くらいを支給したらいいと思うんです。

そのお金は非課税とし、国庫から支給するんです。

 

結婚する人が増えるし、出生率も格段に上がると思うんです。

しかも、子育て中はいろいろと出費がありますから大部分が消費に回るはずです。

 

いかがでしょうか?

なかなかの名案とは思いませんか?

 

昨年の出生数が三年連続で100万人を下回ったと内閣府のデータにあります。

終戦後すぐのベビーブームの頃、ということは今70歳以上の「団塊の世代」が生まれたころは年間270万人。その後も200万人くらいが毎年生まれていました。

 

もし、この出産祝い金が100万人に支給されるとしたら、三兆円です。

えーっと、まちがえてないかな?

うん、間違いない。

 

では国の財政規模はというと、ざっくりと500兆円弱です。

支出ベースでみると200兆円弱です。

なんでこの二つの数字があるのかっていうのは今日は割愛します。

興味を持った方は、下の方にURLを貼っておきますので自分で見てください。

 

ま、ここで言いたいことは、出産祝いに3兆円を支出してもそれって1%程度のことだっていうことです。少子化対策になり、子育てを支援することに直結するし、困る人はいないと思います。

 

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